蝉を含む自然の中で生きる生き物、動物たちは、生きる為に自分で餌を探します。

植物、生物、様々な物を餌として、逞しく生きています。

蝉も、生きる為に木の樹液を餌として生きていきます。

樹液を餌にする蝉もまた、餌として捕食されます。

蝉は主に、野生の鳥たちの餌となります。

今回は、蝉を食べる野生の鳥たちを調べてみます。

③ 蝉 食べる 鳥

蝉などの昆虫を食べる野生の鳥たち

蝉に限らず、蝶々やクモなどは、野生の鳥たちの餌として捕食されます。

全ての鳥が蝉などを食べる訳ではありませんが、野生の鳥の場合、自然の中で生きていくにはあらゆる物を餌として捕食する必要があります。

蝉などを食べるのはどんな鳥なのか、代表的な野生の鳥たちを挙げてみます。

・スズメ…昆虫の他、木の実なども食べます。

・ハト…昆虫や植物などを食べます。

・カラス…雑食で、昆虫類の他、果実や種、小動物までも食べます。

・ツバメ…雑食で、昆虫や果実などを食べます。

・セキレイ…昆虫類や、ミミズなどを食べます。

・ツグミ…昆虫や果実などを食べます。

・ヒバリ…植物の種や、昆虫、クモなどを食べます。

・ムクドリ…植物の種や果実、虫の幼虫などを食べます。

ごく一部ですが、蝉を含む昆虫を食べる野生の鳥たちです。

上記は、身近で見かける鳥ですが、主に森に住んでいるといわれるキジ、シジュウカラ、ホオジロ、メジロ、モズ、ヤマガラなど。

主に水辺にいるアオサギ、アマサギ、カルガモ、オカヨシガモ、シギなど。

自然の中に生きる野生の鳥のほとんどが、蝉などの昆虫を餌として食べているとされています。

特にカラスなどは、土の中から地上に出てきてすぐの蝉を狙って食べるともいわれています。

栄養価が高いのか、美味しいのか、鳥たちに聞いてみないと分かりませんが、野生に生きる生き物はみんな、生き抜く為の術を持っているということです。

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まとめ

蝉は樹木から命の糧をいただき、その蝉を鳥が食べ、鳥を動物が食べる。

食物連鎖と言ってしまえば簡単ですが、蝉も鳥も人間も、命あるものすべて、誰かの命の上に成り立っているということが分かりました。

蝉は短い生涯なのに、すぐに鳥に食べられて可哀想と思うより、蝉はその命を鳥の命に繋げているんだと思う方が蝉にとって名誉なのかな、と考えるのも良いかも知れませんね。

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