アブラゼミは成虫になってからの寿命が2~3週間と短いことは有名のようですが、幼虫の寿命がどのくらいあるのかはあまり知られていないようです。
アブラゼミの幼虫は長い時間を掛けて地中で成長してから成虫へと羽化するようです。
そんなアブラゼミの幼虫の期間、食べ物、飼育する際のエサなどについて調べてみました。
アブラゼミの幼虫の食べ物は?
アブラゼミは土が多い、やや湿度の高い場所にある木々の樹皮や枯れ枝などに卵を産み付けるとされています。
産み付けられた卵は孵化すると、木を伝って土の中に潜って、そこから数年間、地中だけで成長していくと言われています。
アブラゼミの幼虫は凡そ4~6年かけて成長し、地上に出て羽化、成虫になると言われています。
アブラゼミの幼虫は、木々の根っこから樹液をエサとしているとされています。
この樹液から水分とアミノ酸を摂取して栄養として成長しているようです。
アブラゼミの幼虫を飼育する場合のエサは?
アブラゼミの幼虫は、木の根元あたりから地中に潜るため、土の多いところで根元を見ていると穴が開いていることがあるそうです。
この穴の入り口あたりに幼虫が出ていたり、枝などをそっと突っ込むと、枝にくっついて出てくることもあるようです。
アブラゼミの幼虫はデリケートであるとされており、不用意に触ったりしないようにしましょう。
アブラゼミを幼虫から飼育する場合、大きな木を植える庭のような場所があるかたは、その木の下でも良いのですが、一般のご家庭には中々、それほど立派な木が植わっていることは少ないと思います。
そんな場合にオススメなのが、アロエだと言われています。
アロエはそれほど広い場所を必要とせず、直径30センチ程度の植木鉢でもしっかり根を張ってくれるとされており、根から栄養を摂取するアブラゼミの幼虫のエサに向いていると言われています。
まとめ
アブラゼミの幼虫は木の根っこから取れる樹液をエサにして、水分やアミノ酸などを摂取していることがわかりました。
もし飼育する場合は、木々の下やアロエなどを一緒に植えて飼育すると良いようです。
ただし、幼虫で過ごす期間は4~6年と長いので、ちゃんと最後まで面倒をみる覚悟を決めて飼育するようにしましょう。