夏の風物詩の一つのセミ。
梅雨が明けるとセミがちらほらと鳴きだしますね。
雨が上がるとセミは鳴き始めるのでしょうか?
気温や温度は関係しているのでしょうか?
梅雨が明けたらすぐ鳴くの!?
私の地域では、2015年、2016年は梅雨が明けてもすぐにセミの鳴き声は聞こえてこなかった記憶があります。
梅雨明け発表はあったのに、まだ明けてないのか!?
と、不思議に思っていたら、鳴き始めました。
数年前は、梅雨明けと同時くらいに鳴き始めていたセミ。
調べてみると、セミが鳴く条件に、気温や温度が大きく関係していることが分かりました。
今回は、セミの鳴く条件について、お話していきたいと思います。
どうして鳴かないの??
セミが鳴く条件は、気温や温度と時間帯(明るさ)が大いに関係しています。
セミの種類によっても異なります。
東京や関西でよく見られるアブラゼミ。
アブラゼミは、気温が25℃を下回ってしまうと鳴きません。
こちらも東京に多いミンミンゼミ。
ミンミンは、気温に関係なく鳴くようです。
ツクツクボウシもミンミンゼミと同じで、気温はあまり関係しません。
関西に多いクマゼミは、アブラゼミとは逆に、気温が高すぎると鳴かなくなってしまいます。
ヒグラシは、気温よりも時間帯が関係していて、日没が近づいてくると鳴きだします。
夏になったからと言って、同じ種類のセミが同じ時期に鳴いているとは限らないんですね。
そういえば、夏の始まりと夏真っ盛り、夏の終わりはセミの声が違うような気もします。
上記のような条件が揃わないと、セミは鳴きません。
ですが、近年ではセミが鳴かない夜でも都会では鳴いているようです。
熱帯夜の増加・都会では夜でも明るいため、セミが鳴く条件を満たしているんですね。
まとめ
いかがでしたか?
セミは、本来条件を満たさないと鳴きませんが、近年ではその条件も不確かなものになってきています。