日本でセミと言えば夏の風物詩ですが、海外ではどうでしょう?
セミの生息地域や海外の人の反応などについて調べてみました。
セミの生息地域
日本ではおなじみのセミですが、世界では3,000種類近くのセミがいて、大きさも2cm~13cmと幅広く存在しています。
では世界のどの辺りに分布しているのでしょうか。
熱帯や亜熱帯の森林地帯に多く生息していて種類によっては草原に分布するものもいるようです。
具体的な地域としてはアメリカ北部やヨーロッパ、中南米辺りに多く生息しています。
セミに対する海外の反応
海外のセミは森にいることが多く鳴き声もそれほど気にならないようです。
日本では人のいる場所でも鳴き続けるのであの大音量は海外の人にもうるさく感じます。
セミ自体はいろいろな国で生息しているので鳴き声を聞くことはあるようですが、多くのセミは森で生活しているので姿を見ることは少ないようです。
また、アメリカでは周期ゼミといって決まった周期に大量発生するセミが生息しているので13年や17年に1度セミが大発生します。
海外のセミの特徴
セミにはたくさんの種類がいます。
世界には約3,000種いるので日本にいるセミとは鳴き方の違うセミが生息しています。
アメリカで代表的なのは周期ゼミです。
他には小型のクサゼミの仲間も生息しているようです。
東南アジアにはテイオウゼミと呼ばれる体長8cmの大型のセミが生息しています。
このセミは夜ウシガエルに似た大きい声で鳴きヒグラシに近い種類です。
日本に生息している、ヒグラシ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、アブラゼミ、クマゼミなどは海外にも生息している地域があります。
また日本には南西諸島や小笠原諸島には固有の種類があります。
まとめ
日本では夏になると全国どこでも聞かれるセミの声ですが、海外には生息していない地域もあり、また、生息地域でも森の中でしかいないのであまり身近な昆虫ではないようです。
セミの鳴き声に情緒を感じるのは日本特有の文化のようです。
アメリカには周期ゼミといって13年や17年に1度大発生するセミがいます。
このセミを唐揚げにして食べることがあります。
セミを食べる文化は中国や東南アジアにもあり、日本でも一部の地域で食べられていました。
このようにセミに対する文化は地域により違います。
日本のセミの騒々しさに対する反応も様々あり、地域が違えばとらえ方も違っておもしろいですね。