日本にはセミの種類がどのくらいいるのでしょう。
関東、沖縄、北海道に生息しているセミの種類は違うのでしょうか。
その点について調べてみました。
日本のセミの種類
セミはカメムシの種類で日本には36種類のセミが確認されています。
日本で代表的な6種類のセミを紹介します。
ニイニイゼミは体調20~24mm日本全国に生息しています。
他のセミより少し早く鳴き始めて日中の暑い時間帯にあまり鳴きません。
ヒグラシの体長は雄28~38mm雌21~25mmで日本全国に生息していますが九州南部では標高の高い山にしか生息していません。
夏の暑い時期には日の出前と日の入りの時間帯によく鳴きます。
涼しくなってくると日中にも鳴き始めます。
アブラゼミは体長56~60mmで日本全国に生息していますが本州の海岸側や九州に多いとされています。
昼頃から夕方にかけてよく鳴きます。
日本で大きいとされているクマゼミは体長60~70mmで関東南部、東海、北陸、西日本に生息しています。
日の出から昼頃までの午前中によく鳴きます。
ミンミンゼミは体長33~36mmで日本全国に生息し東日本では森林や公園などに生息していて西日本では標高の高い山に多いようです。
日の出から昼頃までよく鳴いています。
ツツクボウシは体長46~46mmで日本全国の平地から山地のどこにでも生息しています。
夕暮れから日没まで鳴いています。
関東、沖縄、北海道のセミ
関東ではミンミンゼミとアブラセミが多く生息していますが環境の変化やヒートアイランド現象で年々少なくなってきています。
沖縄では普通にリュウキュウアブラゼミ、クロイワニイニイで山沿いにオキナワヒメハルゼミやオオシマゼミがいます。
沖縄でセミの出始めが春先なので本州が夏真っ盛りの時期にはセミは終わりかけのようです。
北海道で良くいるセミは市街ではほとんど見られません。
6月頃から鳴くエゾハルゼミ夏に鳴くエゾゼミ、コエゼミ、アカエゾゼミが多く生息していますがミンミンゼミ、アブラゼミは北海道の一部の地域でしか見られません。
ニイニイゼミは日本海側でしか見られなく本州で見られるセミは極めて少ないようです。
まとめ
日本には36種類ものセミがいることが分かりました。
まだ見たことのないセミも沢山いるようです。
沖縄、北海道には本州にはいないセミがいるようです。
調べてみてセミも地球温暖化、ヒートアイランド現象でまだまだ生息地が変わっていくかも知れません。