蝉が鳴くための体の構造と、羽の構造について調べました。

蝉 鳴く 体 羽 構造

蝉が鳴くための体の構造

蝉のミンミンとなくあの声、あれはいったいどのようにして音を出しているのでしょうか。

それを知るべく、蝉の体の構造について調べることにしました。

まず、蝉が音を鳴らすのは雄の蝉が雌の蝉を呼び寄せる為に行います。

そのため、今から紹介するのは蝉の雄の体の構造(音が鳴る構造)についての紹介です。

そもそも鳴く虫にはそれぞれ、発音器と呼ばれる音を出すためのものがありますが、それぞれの種類によってその構造は異なってきます。

蝉の発音器はお腹の中にあり、発音膜とよばれる鳴き声を出すための器官があります。

その部分を発音筋と呼ばれる筋肉の部分を震わせることによって、共鳴室と呼ばれる所で拡大されて蝉の声になります。

また、腹弁と呼ばれるお腹を覆っている所のすきまを開閉することによって、鳴き声の強弱や調節を行っています。

この蝉のお腹の両側にある発音器の振動回数は、両方合わせて200回も振動し、その時にくりだす振動数は2000Hzから9000Hzにもなるそうです。

蝉の種類によって鳴き方が異なるのは、腹弁の形や多きさが異なるため、音の鳴き方が異なってくるそうです。

また蝉は、基本的にお腹で音を出す場合がほとんどですが、羽を使って音を出す場合もあるそうです。

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蝉の羽の構造

蝉の羽の構造について調べることにしました。

蝉の羽を持ってみて見ると分かりますが、とても軽くて薄く、そして筋のようなものがあります。

しかし、あの蝉の羽は蝉が飛ぶのに十分な強度があります。

その原因は、あの筋の様なもののおかげらしく、筋の正体は中空のパイプの様な形状をしているため羽はしっかりとしているそうです。

また羽の筋は他にも役に立つらしく、それが幼虫から成虫として羽化した際に、折りたたまれた羽を広げるために、パイプの様な筋に液を流すことで羽を伸ばすという役目があるそうです。

そのため、この筋が欠損してしまうと液漏れを起こして大変なことになります。

まとめ

今回、どのようにして蝉のあの音がなるのか、また蝉のあの筋の様なものはどういった意味があるのかが分かって良かったです。

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