セミが頻繁に鳴き始めるのは、セミの種類によって違うようですが、早ければ7月の中旬頃から鳴き始めるセミもいるようです。
夏の真っ最中に、セミの抜け殻もよく見かけますよね。
ここでは、そんなセミの脱皮にかかる時間と、セミの鳴き声は時間と気温の関係しているところから、セミの鳴き声についても調べました。
セミが脱皮にかかる時間
セミが脱皮にかかる時間は、セミの種類やそれぞれの個体によって違うようです。
だいたいの目安は、幼虫が土の中から出て来て木の上に登ってから、脱皮するまでは2時間ぐらいかかるようです。
ただ、脱皮をしたからといっても、すぐに飛び立てるような活動ができるわけではないようです。
羽をしっかり乾燥させるために、さらに1時間ほどはかかるようですよ。
大型のセミになると時間がかかる傾向にあるようです。
セミについて調べている人によれば、脱皮には温度も関係しているようで、クマゼミやアブラゼミなどは、温度が低くなってしまうと脱皮にかかる時間も長くなるようです。
セミの鳴き声と時間と気温との関係
セミが鳴くのには、時間と気温の条件があるようです。
それぞれのセミの種類に適している周りの明るさと、セミが活動している場所の気温が大きく関わっているようです。
身近でよく見られるセミの鳴く時間と気温を調べると、クマゼミは朝の6時過ぎから9時前後鳴くようです。
9時頃がピークとなり11時頃になるとだいたいは鳴き止むようです。
午後は木に止まっていてもほとんど鳴くことはないようです。
アブラゼミは、暑いお昼ぐらいから日が暮れる時間帯に頻繁に鳴くようです。
ヒグラシは、周囲が暗く気温が下がることが鳴く条件のようで、日が出る前や日が暮れる薄暗い時間帯で、さらに気温が低めの時間帯に鳴くようです。
日中雨が降り出しそうな空模様になると鳴きだすのもヒグラシの特徴のようです。
ニイニイゼミは、一日中鳴いていますが、真っ暗な夜になっても街灯があるそばで鳴くこともあるようです。
ただし、日中でもあまりに暑い時間帯は鳴く数も少なくなるようです。
まとめ
セミの鳴き声の時間帯を見てみると、確かにあの時に鳴いていた!なんてことを思い浮かべますよね。
これからは、どんな天気の時に鳴いているのか、注意深く聞いてみると面白そうですよね。
セミは昆虫ながらも天気と気温に左右されるというのが興味深いですよね。