自由研究などのために取ってきたり、セミの抜け殻を集めてみたいと思ったことはありませんか?
今回はセミの抜け殻を保存する方法を調べました!
セミの抜け殻は保存できる?
セミの抜け殻は夏になると公園などにも沢山現れますが、いつの間にかなくなっていたりしませんか?
その理由は、鳥などに食べられるほかに、セミの抜け殻はキチンキトサンという甲殻類と同じ成分で出来ているので、土などに埋めたり、地面に落ちるだけでも少し経つと分解されてなくなります。
また、空気に含まれる菌にも分解する力がありますので、自然と消えてなくなることが多いのです。
しかし、保存方法を間違えなければ長い間保存しておくことができるのです!
どうやって保存するの?
セミの抜け殻は長い間置いておくと虫がわいてくる場合があります。
まずはそれを防ぐために抜け殻についている卵などを処理する必要があるのですが、手などで処理しようと思ってもなかなか難しいのです。
見えないほど小さな卵だったり、抜け殻の内部に産み付けられてしまうと取り除くことはまず不可能です。
なので、ジップロックなどの袋に入れて冷凍庫に入れましょう!
冷凍庫で凍らせることによって抜け殻についている虫や卵を処理することができます。
次に、乾燥状態を保つことが必要となってきます。
クッキーなどが入っていた空き缶に乾燥剤を入れ、そこに一緒に入れるようにしましょう。
また、虫が入ってしまわないように防虫剤も一緒に入れましょう。
あとはなるべく空気に触れないように綿を敷き詰めその上に置いておくと、長期保存に成功するでしょう。
長期保存に成功したら、毎年大きさを比べたりして研究するのも楽しいですね!
同じ場所にいる同じ場所で育ったセミの抜け殻を集め、天気や湿度などを表につけると大きくなった、小さい、天候によるのか、などがわかってくるかもしれませんね(^^)
まとめ
・セミの抜け殻は地面に触れたり埋めたりすると分解されてなくなる
・冷凍庫に入れ虫や卵を処理してから保存する
・クッキーなどが入っていた空き缶に乾燥剤、防虫剤、綿と一緒に入れる