ひとくちでセミと言っても色々な種類がいますが、雌雄を完ぺきに見分ける方法を知っていますか?

実は特徴さえ覚えておけば簡単に種類とオスなのかメスなのかを見分けることができるんです!

今回は抜け殻でセミの種類を見分ける方法、オスとメスの見分け方をご紹介します。

セミ 抜け殻 種類 オス メス

セミの種類の見分け方 

まず、一番見分けにくいミンミンゼミとアブラゼミです。

ミンミンゼミの抜け殻は色が薄く、おでこが丸くなっています。

大きさは3cmほどで、第二節と第三節が同じ長さで出来ています。

アブラゼミの抜け殻は色が濃く、触覚に毛が多く生えています。

大きさは3cmほどで、第二節より第三節のほうが長くなっています。

では、ほかの種類も見ていきましょう。

一番わかりやすいのがニイニイゼミです。

ころんと丸く、2.5cm以下ととても小さいです。

泥だらけなのが特徴です。

ヒグラシとツクツクボウシも見分けにくいです。

どちらも大きさは2.5cm以下と小さく、ヒグラシは触覚が第四節が一番長く艶があります。

ツクツクボウシは第四節よりも第三節のほうが長くなっています。

最後に、3.5cmほどと大きく、あわい褐色の抜け殻なのがクマゼミです。

セミの抜け殻を見つけたときはどの種類か見てみるのも楽しいですよ♪

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オスとメスの見分け方 

では、次に抜け殻を見ただけでオスだったのかメスだったのか見分ける方法をご紹介します。

正面や横は全く同じ形をしているため、裏返すまで判断材料がひとつもありません。

本来メスのお腹には産卵管という突起があり、オスにはなくぷっくりしています。

オスはお腹の上の部分に腹弁がありますが、こちらもメスにはありません。

これが抜け殻になると、メスはお腹の下のほうに二本の縦線が入ります。

パッとセミの抜け殻を見て『これはミンミンゼミのメスだ!』なんてサラッと言えるようになったらかっこいいですね(^^)/

まとめ 

・6種類のセミの見分け方を紹介しました。

・主に触覚の長さや色、大きさで見分けます。

・お腹の下に縦線があるのがメスです。

・オスかメスかを見分けるためには、裏返す必要があります。

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