セミの抜け殻といえばブローチとして服に着けて遊んだり、ここ数年ではショコタン(中川翔子さん)が頭に大量のセミの抜け殻をつけたり抜け殻にまみれている写真を公開しているイメージが強いですよね。

そのセミの抜け殻ですが、実は食べることができることを知っていましたか?

今回はセミの抜け殻について調べました!

セミ 抜け殻 食べる 漢方

セミの抜け殻は食べることができる? 

セミの抜け殻はそのまま食べることもできることがわかりました。

動画サイトを見てみると、粉々にしてふりかけのようにご飯にかけて食べたり、お寿司のようにネタにして食べている動画を見つけました。

やはり虫だけあって見た目は結構な迫力です(笑)

しかし、食べた感想は《無味無臭》!

意外にも普通に食べることができるんですねー!

また、沖縄ではから揚げにしたり佃煮にして食べることがあるそうです。

気になる方はぜひ夏の終わりにやってみてくださいね(^^)/

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漢方薬として使用されている? 

中国ではスジアカクマゼミの抜け殻、日本ではアブラゼミやクマゼミの抜け殻を漢方薬に用いる生薬として使用していることがわかりました。

セミの抜け殻で作られた漢方薬を【蝉退】(ゼンタイ・センタイ)といいます。

この漢方薬の効能は、風邪からくる発熱を下げる、喉の腫れ、痛みを和らげる、目の充血を抑える、悪寒を抑える、皮膚のかゆみを止めるという効果があります。

湿疹やジンマシンにきく【消風散】にも入っていることがあります。

煎じて飲んだり粉末のまま服用します。

漢方薬として処理をして飲む場合、甘い味がするそうです。

これはセミの抜け殻がキチン質という成分からできているためです。

煎じたり粉末状にするとキチン質が溶けだして甘い味がするんですね!

動画でセミの抜け殻を食べた人も、味はしなかったけどなんだか元気になってきたと言っていました。

まとめ 

・セミの抜け殻をそのまま食べても味がしない

・中国では漢方薬に使用されており、日本でも作られていた

・主に風邪の諸症状に効くことが知られている

・沖縄ではから揚げや佃煮にして食べられている

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