昔は今よりも虫捕りが子供たちの間で流行っていたような気がします。
夏休みの自由研究でセミの抜け殻を調べた人も多いのではないでしょうか?
今大人になって、子供が興味を持っていたらやらせてみたいと思いませんか?
今回はそんな方にぜひ参考にしていただきたい記事です☆
自由研究の手順
まず第一に抜け殻を集めない事には何も始まりません。
時期によりセミの種類が違います。
ヒグラシは早いので夏休み前に探すとみんなと一歩差が付きますよ(^^)
旅行に行ったときに探してみるのもいいですね!
探し方ですが、やわらかい土がある場所に多いです。
150cm以上の人の目の高さくらいにくっついていることが多いのでよく探してみてください。
セミの幼虫が羽化をするときに土の中から顔を出して周りに敵がいないか判断します。
安全を確認したら暗くなるのを待ち、土から出て羽化をします。
150cm以上の高さにいるのは、羽化している最中や羽化してすぐにアリなどに狙われないようにするためなんです。
抜け殻を集めたら種類分け!
ニイニイゼミは泥だらけなのでわかりやすいですが、他の抜け殻は虫眼鏡などで観察しなければ少々わかりにくいかもしれません。
クマゼミは大きくて3.5cmほどあります。
ミンミンゼミは触覚の第二節と第三節が同じ長さ、アブラゼミは第二節より第三節が長いです。
ヒグラシは第四節が一番長く、ツクツクボウシは第四節より第三節のほうが長いです。
種類分けをしたら、次はオスとメスにも分けてみましょう。
お腹の下のほう、おしりの先に二本の縦線が入っているのがメスで、入っていないのがオスです。
正面や横からみただけではわからないので、ひっくり返してみてくださいね!
セミの抜け殻を写真に撮り、採集した場所や日付、時間、種類、性別を書きましょう。
最後に豆知識(例:漢方薬に使われているなど)を添えるとより良い仕上がりになるでしょう。
まとめ
・セミの抜け殻は高さ150cmほどのところにあることが多い
・時期によりセミの種類が違う
・抜け殻を集めたら種類分けと性別分けをする
・つかまえた日時などを写真付きで分かりやすく紹介する