北海道には夏でもセミはいないと思われている人も多いと思いますが、北海道にもセミはいます。
そこで、北海道に生息しているセミについて調べてみました。
北海道に生息しているセミ
北海道の札幌には約10種類ほどのセミが生息しています。
代表的なものは、ニイニイゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、エゾハルゼミ、アブラゼミなどです。
5月~10月にかけて発生します。
体長は38mm~60mmくらいで小型~大型のセミが生息しています。
生息地はセミの種類によって異なりますが、平地から低山地に生息しているセミが多いです。
北海道のセミの特徴
セミの種類によって生息時期や生息場所が異なります。
ニイニイゼミは小型のセミで6月~9月にかけて発生します。
平地から丘陵地にかけて生息しサクラやケヤキ、松類の樹木で見られます。
ヒグラシは7月~10月にかけて発生する中型のセミです。
平地から丘陵地にかけて生息し、スギ、ヒノキなどの針葉樹やいろいろな広葉樹でみられます。
ツクツクボウシは中型のセミで7月~11月にかけて発生します。
平地から低山地にかけて多く生息しサクラやカキなどの樹木に多く見られます。
ミンミンゼミは7月~10月にかけて発生する大型のセミです。
平地から丘陵地にかけて生息し特にサクラやケヤキに多く見られます。
エソハルゼミは5月~7月にかけて発生する中型のセミです。
平地や低山地に生息しブナやミズナラ、コナラで見られます。
アブラゼミは7月~10月に発生する大型のセミです。
平地から山麓に多く生息し人家の庭先から雑木林などに多く見られ、一番身近なセミと言えます。
まとめ
夏の北海道にセミはあまり居ないと思われていたりしますが、実際は10種類ほどのセミが生息しています。
生息地は平地から低山地にいたる範囲で多く見られ市街地にはあまり見られません。
また、北海道内において生息しているセミの種類も異なります。
セミは全国広い範囲で生息していて夏の風物詩でもありますが、これは北海道でも同じことが言えるようです。
住宅地では樹木があまり無くなり、樹木の樹液が主食であるセミは住宅地ではなかなか住みづらく、夏の風物詩であるセミの声は山間部に行かないとなかなか出会えなくなりつつあるようです。