北海道のセミは、いつ頃鳴くのでしょうか。

セミは、そもそも北海道のような寒い地域にもいるの?という疑問が湧いてきますが、北海道にも10種類くらいのセミの生息が確認されているんですよ!

セミが鳴くのは、普通に考えれば7月、8月が真っ盛りですが、5月や6月にも鳴くセミはいるのでしょうか?

北海道のセミの生態について、調べて分かったことをご紹介したいと思います!

セミ 北海道 5月 6月 8月

5月、6月にも鳴く北海道のセミ

北海道に生息しているセミの種類の中で、唯一4月から5月、6月、7月まで鳴いているセミが存在します。

その名も、エゾハルゼミです。

エゾハルゼミは、札幌市で生息していることが確認されているセミで、鳴き声は「ミョーキン ミョーキン ミョーケケケケケケ…」という風に鳴くセミです。

あるいは、別の聞こえ方では、「オーギィー オーギィー オーギィーォ ギギギギ…」という風にも聞こえるセミです。

エゾハルゼミは、春から初夏にかけて鳴くセミなんですね。

鳴き方は馴染みのある感じではないですよね。

エゾハルゼミは、蝦夷(えぞ)とは名が付きますが、北海道だけではなくて、本州、四国、九州にも生息しているセミです。

ですが、ヒグラシのように主に森林に住むセミなので、市街地では聞くことの少ない鳴き声なんですね。

エソハルゼミというのは、見た目はどのようなセミなのかというと、体長が2センチ〜3センチ前後という、小さめのセミです。

ヒグラシを小さめにしたような見た目です。色は黃褐色で、羽には黒い線やまだら模様があります。

6月に鳴く北海道のセミ

セミというとだいたいが7月、8月ですが、少し早い6月に鳴きはじめるセミも、もう一種類北海道に生息しています。

その名も、ニイニイゼミです。

鳴き声は、「チィーーーー」という鳴き声です。

あまり個性がない、一定音の鳴き声が特徴です。

ニイニイゼミは、だいたい2センチくらいの小さめのセミで、色は全体的に茶色っぽく、白い粉を吹きます。

幼虫は湿気の多い土のある場所で生息し、乾燥した土の公園などには少ない傾向があります。

ニイニイゼミは、成虫だと桜の木のところによく集まるそうです。

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8月に鳴く北海道のセミ

エソハルゼミは、8月までは生息していないようですが、8月に鳴く北海道のセミでは、どのような種類があるのでしょうか?

ニイニイゼミ、アブラゼミ、コエゾゼミ、エソゼミ、アカエゾゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、エゾチッチゼミが挙げられます。

これらは、だいたい7月、8月、9月くらいまで鳴くものが多いです。

まとめ

さて、いかがでしたか?

北海道でも、早くから鳴いているセミがいることが分かりましたね!

ニイニイゼミや、エゾハルゼミなど、夏でなくても声を聞けるセミもいるのですね。

8月には、もっとたくさんのセミが北海道でも鳴いているのを聞くことができますよ。

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