セミの幼虫を飼育するときにはエサとして何をあげるのが正解か知っていますか?
なかなか飼育する人も少ないと思いますが、意外なものがエサになるようです。
今回はそんなセミの幼虫を飼育する時のことについて調べてみました。
セミの幼虫は何を食べるのか
セミの幼虫を育てたことがある人はどのくらいいるのでしょうか?
飼育するにあたり幼虫のエサは何をあげるのが良いのか調べてみると、アロエが適しているのだという結果があります。
もちろんアロエをそのまま食べるわけではありません。
幼虫は土の中にいるまま栄養を取りますが、自然界では樹液から栄養を摂取します。
木の根っこに開けた穴へ口先を刺して樹液を吸っているのです。
樹液のほとんどが水分なのですが、微量のアミノ酸が含まれていることによって成長していくとのこと。
この環境を飼育時にも与えることは無理ですよね。
そこで代用としてアロエが使われるのです。
飼育するときのエサはアロエ
実際の飼育ではどうやってアロエを与えるのでしょうか。
セミの幼虫を飼育するときの方法として、アロエ飼育装置と呼ばれる方法があります。
これは、水槽などにアロエを植えておき、土の中にいる幼虫にアロエの根っこから栄養を摂取させる方法です。
水槽といっても鉢のように水が排水できるように穴を開ける必要があります。
植木鉢の代わりを水槽で行うということですね。
アロエも小さすぎないものが必要です。
幼虫が土の中で生きている期間というのは想像以上に長く、5年以上の可能性もあります。
その間にアロエを取り替えるなんて無理だと思います。
幼虫が栄養を取れるような大きさのアロエが必要となるわけです。
植え替えたら水やりをして枯らさないようにしましょう。
もちろん、水槽の中にセミの幼虫がいることも忘れないでください。
アロエを使用する理由は根っこの養分が豊富なので適しているのだそうです。
セミの幼虫が地上に出てくるまで数年かかるそうですが気長に見守ることが大切ですね。
まとめ
セミの幼虫を飼育するときにアロエがエサになるというものは衝撃でした。
この言葉を聞いただけでは、どのように幼虫がアロエを食べるのか不思議に思ったくらいです。
冷静に考えればあり得ないのですが、調べるまではとても気になっていました。
樹液を吸って成長する期間が数年という単位なので、飼育したい人は長期計画を立てて取り組むことをオススメします。