夏の暑い日に多くみられる蝉ですが、海外ではスピリチュアル的象徴と言われているそうです。
なぜそのように言われるようになったのでしょうか?
海外では幸せのシンボルと言われているの?
日本ではスピリチュアルなイメージがあまりない蝉ですが、国が変われば蝉のイメージもまったく違うようです。
見た目や、鳴き声などから敬遠してしまう人も多いのではないでしょうか?
ですが、海外では幸せの象徴とされている国もあります。
南フランスでは、幸せの象徴として多くの人から愛されています。
また、中国では再生と復活のシンボルと言われ続けているのです。
日本では蝉は一週間の命などと、どこか儚げなイメージを持たれがちですが、蝉の生態を知ることで、幸せの象徴と言われる理由が見えてきました。
蝉が幸せの象徴と言われるその理由
日本人の多くの方が蝉は一週間の命だと教えられてきましたが、実はそうではないのです。
蝉は人工飼育が難しく捕まえてきて飼ったとしても一週間程しか生きられませんでした。
そのため、蝉は短命だと思われてきました。
しかし、実際のところ蝉は成虫になってからも一週間どころか、一か月以上も生きているのです。
幼虫期の蝉は、2~5年近くも土の中で生き続けます。
成虫になってからも暑い夏の日に子孫を残すために鳴き続けます。
土の中で時が来るのを待ち続ける忍耐強さと、強い生命力を持つ蝉は縁起がいいとされてきました。
また、蝉は夏に多くみられるため、太陽や、夏のバカンスを連想させポジティブなイメージがあるようです。
このようなことから幸せの象徴と言われる所以になったとおもわれます。
またフランスでは幸せの象徴としてだけでなく、泥棒除けや魔除けとして玄関に飾られることもあるようです。
まとめ
蝉の生態を知れば、蝉がいかに忍耐強く生命力にあふれているかがわかります。
その生態こそが幸せの象徴、スピリチュアル的存在であると言われる所以だということがわかりました。
あまり蝉が得意ではない方も少し興味を持って調べてみると蝉の見方が変わってくるかもしれません。