夏になると聞こえてくるセミの鳴き声。
いろいろありますが、ミンミンゼミの鳴き声は1匹でもとても目立つような気がします。
ミンミンゼミの鳴き声は皆さんご存知の通り「ミーンミンミンミン」ですが、この「ミン」の回数ってどれくらいなのでしょうか?
気になったので調べてみました。
ミンミンゼミの鳴き声の回数は?
ミンミンゼミの鳴き声は、多くの場合、「ミンミンミンミン…」と序奏部分の鳴き声を出し始め、徐々に声を大きくしていき、その後「ミーンミンミンミンミー」という本番を何度か繰り返すことが多いと思います。
この「ミーンミンミンミンミー」の「ミン」の部分は、3回のものもいれば5、6回以上鳴くこともあるそうです。
同じ個体でも「ミン」の回数が違うことはよくあるようで、序奏が終わってすぐは回数が少ないことが多く、中盤でピークを迎え、後半は疲れてしまうのか回数が減っていく、というパターンが多いようです。
ミンミンゼミの鳴き声は、地域によって長さが違う?
ミンミンゼミの鳴き声、「ミンミンミンミン」から始まって、「ミーンミンミンミンミー」部分を何回か繰り返しますよね。
この「ミーンミンミンミンミー」の繰り返す回数が、地域によって違うと言われているそうです。
関東圏はほとんどの場合、12回を1セットとしているミンミンゼミが多いそうです。
ところが、西日本では7~8回を1セットとするミンミンゼミが多く、さらに九州になると4~5回を1セットとするミンミンゼミが多くなるそうです。
同じミンミンゼミでも、地域によって鳴き声の長さにかなりの差があるなんてびっくりですね。
九州から来た人は、関東圏のミンミンゼミの鳴き声を聞くと、やたら長く鳴いてるな、と感じてしまうのでしょうか?
なんだかおもしろいですね。
まとめ
いかがでしたか?
ここではミンミンゼミの鳴き声の回数についてご紹介しました。
ミンミンゼミは地域によって本番を繰り返す回数が違うということが分かってとても興味深かったですね。
違う地域のミンミンゼミの鳴き声を聞くことがあったら、回数を数えてみるのもおもしろいかもしれませんね。