夏になるとたくさん聞こえてくるセミの声。
セミにもいろいろ種類がありますよね。
セミの鳴き声で印象的なのはミンミンゼミではないでしょうか?
「ミーンミンミン」という鳴き声を想像するだけで、気分は夏になってしまいますよね。
ミンミンゼミ以外にもいろいろと種類がいますが、違いが分かる方は少ないのではないでしょうか?
ここではミンミンゼミとクマゼミとツクツクボウシの違いについてご紹介します。
ミンミンゼミとクマゼミの違いは?
ミンミンゼミとクマゼミの違いですが、まずは鳴き声をご紹介します。
ミンミンゼミは名前の通り、「ミーンミンミンミンミー」と鳴きます。
一方のクマゼミは、「シャワシャワシャワシャワ」と聞こえるような鳴き声で鳴きます。
見た目の違いとしては、ミンミンゼミが体長35mmほどなのに対し、クマゼミは65mmほどとかなり大きなセミになります。
実際にはミンミンゼミは羽根の長さが体のわりには大きいので、クマゼミよりも一回り小さいくらいに見えるかと思います。
頭の大きさにも違いがあり、ミンミンゼミは狭い感じの頭をしていますが、クマゼミの頭の幅は広く、がっしりとしたイメージになります。
ミンミンゼミとツクツクボウシの違いは?
ミンミンセミとツクツクボウシの違いですが、こちらも鳴き声をご紹介します。
ツクツクボウシはその名の通り、「ツクツクホーシ」などと聞こえる鳴き声で鳴くので、鳴いている個体の見分けは簡単かと思います。
見た目の違いとしては、大きさがミンミンゼミよりも小さく、30mmほどの大きさになります。
頭部と前胸部は緑色をしており、後胸部の中央にW型の緑の模様があるのが特徴です。
まとめ
いかがでしたか?
ここではミンミンゼミとクマゼミ、ツクツクボウシの違いについてご紹介しました。
セミの鳴き声は夏になるとよく聞きますが、鳴いているセミ自体をじっくりと観察することは少ないのではないかと思います。
それぞれ特徴を覚えて、鳴いていなくてもどの種類のセミか分かるように、セミ博士を目指してみてはいかがでしょうか?