セミは羽が濡れていると飛ぶことも出来ません。

セミの一生で大切な羽化や脱皮。

雨が降ったら影響がありそうです。

羽化や脱皮の最中の降雨をどうやって乗り切るのか調べてみました。

セミ 羽化 脱皮 雨

脱皮も羽化も出来ます

脱皮は殆ど土中にいる間に殆んど済んでいます。

晴れた日の夕方、土中から木にも登って来て羽化をします。

どの辺まで登るのか調査した人の結果によると、そんなに高くまでは登らないようです。

イメージよりかなり低く地面から60cmぐらいです。

あの小さな体では、60cm登るだけでもかなり体力を消耗すると考えられます。

なので高い所までは登れないのです。

最後の成虫になる脱皮を特別に羽化と呼んでいます。

この最後の脱皮が途中で出来なくなり、残念な結果になってしまうこともあります。

その理由は、木から落ちる、落ちたショックはかなりの打撃があり、羽化するだけの体力はありません。

土から出て来ても、葉っぱなどぶら下がれるものが無い。

最後まで体力が持たなかった。

天敵に捕まってしまった(人間も含みます)などが考えられます。

殆どのセミは雨でも羽化や脱皮が出来ます。

木には葉っぱが沢山あります。

セミは葉っぱや小枝にぶら下がったりして羽化や脱皮をするそうです。

セミは雨よりも強風の方が影響を受けます。

羽化中に強風が吹くと飛ばされてしまうセミもいるようです。

羽化は夜に始まりますが、その理由は蜘蛛や蜂、蟻などの天敵から身を守る為です。

羽化途中はセミが一番無防備な状態なのでこの時に攻撃されると逃げることも出来ずに一生を終えてしまいます。

可哀想ですね。

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まとめ

セミは雨中でも羽化や脱皮をする事は解りました。

雨の中での羽化や脱皮は、木や木の葉から落ちる原因にもなり、羽化の失敗にも繋がります。

もし落ちているセミを見たら、自然の摂理に反するかも知れませんが木に戻してあげましょうね。

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