夏の代表的な昆虫のセミの幼虫時代は自分で飼育できるのでしょうか。

どのような環境で幼虫は生きているのかを調べてみました。

セミ 幼虫 飼育

セミの幼虫時代

セミは卵から幼虫となります。

メスのセミは枯れ木や木の根部分に卵を産卵します。

セミが卵を産卵した後はささくれ状になっています。

卵は産卵した翌年の梅雨時期頃に孵化します。

孵化した幼虫は半透明で全身が白く見た目は半透明な卵に足が生えた感じです。

その様な状態で脱皮をしながら自分の足で木の根を伝って土を掘り地中20センチ~70センチ位の所まで潜っていきます。

土の中での長い生活が始まります。

これからが幼虫の始まりです。

そこでセミの幼虫期の飼育方法です。

地中で生活しているセミの幼虫は樹液を吸う為のストローのような管を木の根に刺し樹液を吸って栄養を取り成長しています。

幼虫から飼う場合、土の深さ、木の根の樹液が必要不可欠なものとなってきます。

最適とも思われるのが庭の植木ですが、木の鉢植えなどでも上手くいけば育ちます。

幼虫を見つけたらその周りの土を一緒に持って帰ることをお勧めします。

植木あるいは鉢植えの木の根っこの近くへ土と幼虫を入れて下さい。

もちろん幼虫の成長は土の中での期間は、気温、栄養状態で成長が変わってきます。

気温、栄養が良ければ早くに成虫になります。

反対に気温、栄養が悪ければ成虫になるのも遅いか、最悪亡くなります。

羽化する前には夕方土の中から出てきて木に登って行くので飼育の場合、枝などを登りやすく置いている方が良いです。

この時は無防備になっているので蜂、アリなどの他の虫に襲われるので注意が必要です。

室内で羽化させる時は部屋を暗くし羽化を待ちます。

背が割れて成虫が顔をだします。

自然では夕没から羽化が始まります。

土の中から出たばかりの時は体全体か白いですが時間が経つにつれだんだんとセミらしい色にかわってきます。

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まとめ

今までは公園などでセミの抜け殻を見て何も思わなかったのですが、セミの幼虫の飼育方法を調べてみて卵から幼虫になるまで1年かかるので飼育するのも根気がいるなと思いました。

自然の中でそっとセミになるのを待つのもいいと思います。

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