夏といえばセミの鳴き声がうるさく感じる季節ですよね。
セミの鳴き声の中でも特に特徴的なのはツクツクボウシとミンミンゼミではないでしょうか?
この2種類のセミ、見ただけでどちらがどの種類か分かる人は少ないのではないかと思います。
ここではツクツクボウシとミンミンゼミの見分け方についてご紹介します。
ツクツクボウシとミンミンゼミの見分け方は?
ツクツクボウシとミンミンゼミの見分け方ですが、まずは鳴き声で見分けましょう。
ツクツクボウシは名前の通り「ツクツクホーシ」などと聞こえる声で鳴きます。
ミンミンゼミも名前の通り、「ミーンミンミンミンミー」と鳴きます。
鳴いている個体は一発で見分けがつくかと思いますが、問題は鳴いていないときですよね。
大きさはミンミンゼミよりもツクツクボウシの方が一回り小さい感じになります。
見た目は、ツクツクボウシは緑系の褐色の体に、透明の羽で、ミンミンゼミは黒地に緑や水色の模様の入った体に、透明な羽をしています。
ぱっと見ただけでは見分けるのは少し難しいかもしれませんね。
ツクツクボウシとミンミンゼミの抜け殻は見分けられる?
成虫となったツクツクボウシとミンミンゼミは、何とか見分けられそうですが、抜け殻はどうでしょうか?
まずは大きさですが、ツクツクボウシの抜け殻は2.5cmくらいの大きさで、ミンミンゼミの抜け殻は3cmくらいの大きさになるようです。
抜け殻もツクツクボウシの方が一回り小さくなるようですね。
抜け殻の見た目は、ツクツクボウシは白っぽくてつやのない抜け殻で、ミンミンゼミは茶色でつやのある抜け殻になります。
ツクツクボウシとミンミンゼミの場合は、抜け殻の方が見分けがしやすそうですね。
まとめ
いかがでしたか?
ここではツクツクボウシとミンミンゼミの見分け方についてご紹介しました。
普段は鳴き声だけで、セミの姿をわざわざ見ようと思う方は少ないかもしれませんが、木に止まっているセミを見つけることがあったら、セミの種類を見分けてみるのもおもしろいかもしれませんね。