アブラゼミ、クマゼミともにカメムシ目ヨコバイ亜目セミ科に分類されるセミの一種です。

アブラゼミという名前は、翅が油紙を連想させる事や鳴き声が油がはねる時の音に似ている事から「アブラゼミ」と名付けられたのではないかと言われています。

クマゼミは、日本の中で大型に分類されるセミで温かい地域を好むと言われているセミですが、アブラゼミとクマゼミは一体どんなところに生息しているのでしょうか?

今回は、クマゼミとアブラゼミの分布や大きさなどについてご紹介します!

アブラゼミとクマゼミの生息地と分布は?

アブラゼミは、北海道から九州、屋久島などの日本、朝鮮半島、中国北部に分布し、人里から山地など幅広くに生息しているため多くの場所で見ることができます。

都市部や果樹園でも見ることができ、沢山の場所で見られますが近年、環境の変化やヒートアイランド現象によって北日本の一部では数がどんどん減っているそうです。

その一方で本州日本海岸や多くの九州地方ではアブラゼミの数は減っておらず多くなっている状態なので、ミンミンゼミが住む場所がなくなり低山帯の方へと追いやられているようです。

クマゼミは、南西諸島、九州、四国、中国、近畿、北陸、関東南部など幅広くに生息し温かい環境を好むため平地や都市部の公園や街路樹などに分布しています。

特に西日本で多く観察することができます。

最近では地球温暖化などの影響で今まで生息していなかった地域にまで分布しているそうです。

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クマゼミとアブラゼミの大きさは?

クマゼミは、60~70mmでアブラゼミは少し小さめの56~60mmほどです。

アブラゼミはミンミンゼミとほぼ同じくらいの大きさです。

体は黒褐色から紺色をし腹部より頭部の方が狭く、頭部は丸いのが特徴です。

まとめ

アブラゼミもクマゼミも多くの地域で観察できるという事が分かりました。

しかし、最近では環境の変化がセミの住む環境にまで影響を与えているようです。

環境の変化によって数が増えればいいかもしれませんが、どんどん減ってしまったら絶滅してしまうかもしれませんね。

クマゼミは日本で大型のセミに分類させるのでどのぐらい大きいのか見てみたいですね!

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