初夏頃からクマゼミも出てきますが、子供たちも夏休みになり外で遊び始め、セミ獲りをする人も多くなる季節です。

7月下旬頃から土の中での生活を終えて、地上にでて成虫になるための羽化が始まります。

地上で鳴いているセミはもう成虫になったセミですが、一体いつクマゼミは羽化を行い成虫になっているのでしょうか?

今回はクマゼミが羽化する時期や時間についてご紹介します!

クマゼミが羽化する時期は?

羽化は梅雨が明けた7月下旬頃から8月上旬と言われています。

8月下旬には、ほとんどのセミは羽化を終わらせているので、羽化の様子を見たいという方は7月下旬から8月上旬の頃がおすすめです!

セミは、9月頃まで鳴いている事も多く、ほとんどのセミは8月上旬に羽化を終わらせますが、8月を過ぎてもまだ羽化をしていないセミもいるようです。

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クマゼミが羽化する時間帯は?

日が暮れた19時頃に羽化すると言われています。

羽化中は天敵に襲われても逃げる事ができないため、辺りが暗くなり天敵が少なく見つかりづらい時間帯を選び羽化するようです。

19時頃になると今まで生活してきた土の中から出てきて木の上を一生懸命這っている姿を観察できるそうです。

セミの種類によって時期も変わってくる

ツクツクボウシやミンミンゼミは、8月下旬に羽化のピークを迎えるのでその頃になると大きなセミの抜け殻を見ることができます。

時間帯としては特にありませんが、午前中は雨が降り午後は日がでている時などに羽化を行うそうです。

羽化してしっかりとした成虫になるには、半日がかかり成虫になるためにゆっくりと土の中で成長してきたのに成虫になる前に天敵に襲われ命を落とすセミも少なくないようです。

まとめ

今回は、クマゼミはいつ羽化を行っているのかご紹介しました。

土の中から出た幼虫がすぐに成虫になる訳ではなく羽化する必要があります。

そして幼虫は天敵に襲われないように地上の上で安全なのか見極めて命がけで羽化できる場所まで這い出てきます。

クマゼミは、7月下旬から8月上旬の天敵が少ない日の暮れた19時頃に土の中から出てきて羽化します。

めったに見る事ができないので機会があれば観察してみたいですね!

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