セミには沢山の種類のものが居るため、クマゼミの幼虫を見分けるのも難しいと思って居る人も居るのではないでしょうか?
庭の草刈りをしていたらセミの抜け殻を見つけた!公園で遊んでいたらセミの抜け殻があった!といった経験はありませんか?
何の種類のセミなんだろうと気になりますよね?!
今回はクマゼミの幼虫と他のセミの幼虫には違いがあるのか見分け方についてご紹介します!
他の幼虫とクマゼミの幼虫の見分け方は?
クマゼミは卵→幼虫→成虫と成長していきます。
クマゼミの幼虫は芋虫のような姿をしているのではなく、卵が孵化すると手足が出て虫のような姿をしているようです。
不完全変態といいクマゼミの幼虫は、成虫と同じような姿をし土の中で生活しているそうです。
幼虫と成虫は違った生活を送ります。
クマゼミの幼虫は体全体が白く目もまだ見えていませんが、何度か脱皮を繰り返すうちに徐々に茶色になり目は白く大きな複眼になっていくそうです。
セミの幼虫は土の中にいるので、木の根元付近に1センチから2センチほどの穴がある場合にはセミの幼虫の可能性があります。
セミの幼虫がいたら触ってしまう人も居るかもしれませんが、セミの幼虫がとても柔らかいので人間の手で触ってしまうと弱ってしまう可能性があるので触ってはいけないそうです。
クマゼミの幼虫と他の幼虫を見分けるには大きさ、色、腹周りのでっぱり、腹部の縞々、頭の形、触角の毛、足の節の数などで見分ける事ができるそうです。
クマゼミの幼虫の抜け殻は3センチ以上大きさで、色に光沢があり薄茶色、白、焦げ茶の3色の縞々があり、触角の節は8つあります。
アブラゼミの幼虫は、抜け殻が33センチ以上、クマゼミと同じく色には光沢があり、赤茶色をしています。
腹部に薄茶と焦げ茶の縞々、平らな頭をし毛深く、触角の節は7つで太く毛が多いのが特徴です。
ミンミンゼミの幼虫は体長はクマゼミと同じく3センチ以上あり、アブラゼミと色が似ているので判断が難しいですが、アブラゼミの触角の節は7つで太くて毛が多いのに対し、ミンミンゼミの触角の節は7つで細長く毛が少ないようです。
頭の毛が薄いというのも見分けるポイントです。
まとめ
今回はクマゼミの幼虫の見分け方についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
今まで見つけた幼虫は何の種類のセミだったか分かりましたが?
セミの種類によって大きさにも違いがあり色にも違いがあるようです。
クマゼミの幼虫を見つけて、家につれて帰りたいと言う人も居るかもしれませんが、セミの幼虫はとても柔らかいので人間の手で触ってしまうと弱ってしまう可能性があるので注意が必要です。