夏の風物詩であるセミ。

成虫のセミは街中などどこにでもよく見られますが、セミの幼虫を見る機会はあまりないのではないでしょうか。

実はセミの幼虫は、意外なところから簡単に見つける事が出来ます。

セミ 幼虫 水

水でセミの幼虫を驚かそう!

一般的に、セミの幼虫は土に穴を作りその穴の中を掘り進み、羽化するタイミングをひっそりと伺っています。

だいたいセミの幼虫が土の中にいる時期は梅雨ですので土砂降りの雨の中を、土の中で凌ぎます。

その時期にたくさんの穴ぼこが出来た土を見つけると、きっとその穴の数だけ土の中にセミの幼虫がいます。

そして、梅雨が明けた頃に外の様子を伺いながらそろりそろりと地上に上がってきて、木を登っていき羽化が始まります。

そんなセミを、幼虫の頃から育ててみたい!というロマンをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

また、夏休みの自由研究のために子どもからおねだりされるお父さんもいるかもしれません。

セミの幼虫が潜っている土を掘り起こせば良いのでは?

と思われがちですが、乱暴に土を掘り起こしてしまうと柔らかい身体のセミの幼虫を傷つけてしまったり命を落としてしまうかもしれません。

そこで、セミの幼虫を傷つけずに捕まえるためには水を使います!

セミの幼虫がいる穴の中に、そろりそろりと水を入れてみて下さい。

土に水がしみ込んでしまったら、またさらに追加して水を入れて下さい.

すると、びっくりしたセミの幼虫が自力で穴を這い上がってきます。

その時に、木の枝などを土の穴に添わせてやるとうまいこと棒にしがみついてくれるので、うまく引き上げる事が出来ます.

水を入れてもセミの幼虫は溺れませんし、命を落とす事はありません。

ですが、2回ほど水を入れても出てこない時はしつこく水を入れたりせず、諦めることも大切です。

溺れないといえど、必要以上に水をかけつづけると弱る原因になりますので様子を見ながらチャレンジするようにして下さい。

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まとめ

掘り起こすものだとばかり思っていた、セミの幼虫の取り方ですが意外と水で簡単に捕まえる事ができるので小さいお子様にも学びながら、捕まえる事ができそうですね。

成長すると約1ヶ月ほどの尊い命ですのでセミの幼虫を水で、上手にゲットできたら大切に最後まで育てるかそっと近くの木に返すようにすると良いかもしれませんね。

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