セミの幼虫が生活している穴の深さはどの位でどこにあるのでしょうか。

地中の中から出で来るときはどうやって出てきているのでしょうか。

セミの幼虫が生活している穴について調べてみました。

セミ 幼虫 穴

セミの幼虫住居

セミの幼虫は卵から孵化したら、木の根の近くに鎌の様な足で土を掘り土の中で木の樹液を吸い、成長します。

セミの幼虫は長い間の生活を穴の中で過ごします。

セミの幼虫が土の表面を掘って入る時の穴の大きさは1ミリ~2ミリ程度で深さは20センチ~70センチ程でそんなに深くまでは掘りません。

穴の表面は雨などでふさがってしまいます。

穴の中で1年~5年程羽化する前まで地中生活をしています。

この時の穴は人間の目では確認が取れずどこにセミの幼虫が潜っているかなど分かりません。

夏になるとセミの幼虫は羽化するために地中から出てきます。

公園や山などの木の下の地面に1センチから2センチ位の穴が沢山開いています。

セミの幼虫が羽化するために掘って出てきた穴です。

普通に穴を掘ると土は穴の周りに運び出します。

モグラなど地中から出てくるときは土が穴の周りに盛り上がっています。

しかし、セミの幼虫が掘った穴には土が盛り上がってないのです。

夏になるとセミの幼虫は何日も長い時間生活してきた木の根から地上に出るために地上数ミリの所まで穴を掘っていきます。

この時水を沢山補給して前足で土をかきわけながら地上数ミリ下の所まで掘ります。

セミの幼虫は地上に出てくる寸前まで体を整え周りの様子を伺いながら穴を完全に広げます。

夕方から夜にかけて羽化の最中がセミにとって一番無防備になってしまうので敵はいないか確認をして、羽化の為に穴から出て木などにしがみつき羽化をはじめます。

セミは土の中から出てしまうと、二度と穴には戻れなくなってしましいます。

体が大きくなってしまうという事と縮んでいた足、節などが伸びてしまい幼虫の姿に戻れなくなると思われていましたが最近では地中の穴の中にセミの成虫がいたと言う事もあるので夏の暑さのせいでセミも穴に戻り涼んでいたのかも知れません。

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まとめ

セミの幼虫の出た穴の土が盛り上がってないことの几帳面な所まで調べてみてわかりました。

地中の中が安全とは限りません。

いつ環境の為に土が掘り起こされるのか分かりません。

幼虫が成虫に育つまでには数々の危険と隣り合わせでいる事に気づきました。

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