ヒグラシ ニイニイゼミ ミンミンゼミ 違い

夏になると鳴きはじめるセミ。

いろいろな種類がおり、鳴き声や特徴も様々です。

ニイニイゼミはセミの中でも早い時期から鳴きだすことで有名ですね。

いろいろな種類がいるセミですが、ここではヒグラシとニイニイゼミとミンミンゼミの違いについてご紹介します。

 

ヒグラシとミンミンゼミの違いは?

ヒグラシとミンミンゼミの違いですが、鳴き声の違いからご紹介します。

ミンミンゼミはその名の通り「ミーンミンミンミンミー」と鳴きますよね。

一方のヒグラシは、「カナカナカナカナ」と鳴きます。

鳴く時間も違い、ミンミンゼミは午前中に鳴くことが多いですが、ヒグラシは夕方の日暮れ時に鳴くことが多いです。

見た目の違いとしては、大きさがミンミンゼミは体長が35mmほどで、ヒグラシは21~38mmほどになり、

同じくらいの大きさかと思いますが、ミンミンゼミは体長のわりに羽が長い種類なので、ミンミンゼミの方がヒグラシよりも一回り大きく見えます。

色や模様は、ミンミンゼミは黒地に緑や水色の模様が入りますが、ヒグラシは赤褐色の地に少しだけ緑の模様が入っています。

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ニイニイゼミとミンミンゼミの違いは?

ニイニイゼミとミンミンゼミ、名前がなんだか似ていて、ミンミンゼミのことを地域的にニイニイゼミと呼んでいるのでは?と思ってしまいますが、違う種類のセミになります。

ニイニイゼミは「ニイニイ」と鳴くわけではなく、「チー」という鳴き声を数秒続けた後、「ジー」という高い大きな音を出す鳴き声を繰り返すセミです。

体長は20~24mmほどしかなく、かなり小型のセミになります。

色や模様は、全身に白っぽい粉を吹いているのが特徴的で、体の色は灰褐色と黒色になります。

羽が茶色をしているのも特徴です。名前以外はミンミンゼミと全然似ていないセミでしたね。

まとめ

いかがでしたか?

ここではヒグラシとニイニイゼミとミンミンゼミの違いについてご紹介しました。

セミは普段鳴き声しか聞かない、という人も多いと思います。

鳴き声だけ違って、どのセミも見た目は似ているのではと思うかもしれませんが、じっくり観察するとそれぞれ違う特徴があるようです。

今年の夏はセミをじっくりと観察してみるのもおもしろいかもしれませんね。

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