蝉の初鳴きの時期と温度と、地震との関係について解説します。

蝉 鳴き始め 時期 遅い 温度

地震

昔から大地震がある時は蝉が鳴かなかったことが記されています。

古くは宝永地震、宝永大噴火、関東大震災。

近い例では、阪神・淡路大震災、東北大震災の時は関西でも鳴かなかったとの報告があります。

蝉も微妙な異常を感じていると思われています。

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初鳴きの時期

間もなく梅雨が過ぎようとする頃、蝉は羽化の準備を始めています。

土の中では地上へ出るタイミングを待っている幼虫がいるのでしょう。

羽化したばかりの蝉の雄はまだ鳴くことは出来ません。

段々に音が大きくなって来ます。

初鳴きの時期は6月からでしょう。

地方や蝉の種類によっても差があります。

はっきりとしたデーターはあまりないようですが、25℃前後から初鳴きをするようです。

地震などの天変地異がある時や、雨天が続いて気温が上がらない時は蝉の初鳴きの時期も遅くなります。

遅い時には7月末、8月初旬になることもあるようです。

ニイニイゼミが一番早く鳴き始め、一番遅く鳴き始めるのはツクツクボウシです。

地域差はあるものの夏の訪れを告げるのはニイニイゼミやクマゼミ、ツクツクボウシが鳴き始めるとそろそろ秋だなと教えてくれます。

まとめ

蝉の鳴き始めや温度などについて調べて来ました。

ちょっと気になったのは、蝉が鳴かない夏には要注意だとの警告です。

大震災が起きる頃、天井裏ではネズミが大暴れをします。

暴れていたネズミがいなくなったなと思ったら、震災がありました。

微妙な変化を感じるのはネズミのような小動物だけではありません。

蝉のような小さな虫でも感じるようですね。

この説は正しいようです。

蝉が鳴かない夏には緊急時の用意をしておいた方が良いのかもしれません。

蝉が鳴き始める時間は温度だけでは無くて明るさも関係しています。

特に夏場は陽が昇るのも早いので朝から蝉の大合唱を聞きます。

明るい方が蝉のオスにとっては自分の存在を知らせ易いのでしょう。

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