実際のセミの寿命はどの位なのでしょう。

セミの寿命と素数との関係はあるのでしょうか。

寿命の長さとの素数の関係を調べてみました。

セミ 寿命 実際

セミの寿命の長さ

セミは卵で生まれ幼虫になり成虫となります。

枯れ木などにメスが産卵してから孵化するまでに約1年かかります。

孵化した幼虫は木の根の近くに穴を掘り土の中で約1年~5年かけて成虫になります。

セミの幼虫は足がありイモムシの様な姿はしていません。

この姿を若虫といいます。

若虫の間は木の根の樹液を吸い脱皮を繰り返しながら成長していきます。

セミの寿命は実際に分かっていない種類が沢山います。

同じ種類のセミの寿命にもばらつきがあります。

ツクツクボウシは1年~2年、ミンミンゼミ、アブラゼミは2年~6年、クマゼミは2年~5年、ニイニイゼミは4年~5年かかると言われています。

幼虫の時に木の根の樹液の栄養の多さ、穴の中の湿度などにより、成長に違いがでます。

人間が飼育すると約1週間で亡くなりますがセミは人間を含む天敵に襲われなかった場合は成虫になって3週間~2か月間は生きているとされています。

もっともセミで寿命が長いとされているのがアメリカにいる17年ゼミです。

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セミと素数の関係

日本にいるセミは毎年出てきますが、必ずしもセミの数が一緒と言う事はありません。

もし、セミが大量発生したならば幼虫の時木の樹液を吸って大きくなりますがとてつもなく幼虫が多ければセミ同士の樹液、生活していく地中の取り合いになってしまいます。

その様なことが起こらない様に決まった周期で生まれてきます。

素数とは自分と1とで割り切れない数です。

それぞれの数が回ってくることを周期といいます。

北アメリカにいる13年ゼミ、17年ゼミは13年、17年の周期で発生します。

寒い国でセミの成長に必要な木の根の栄養が減少して成長するのにかなりの時間がかかってしまい、13年、17と言う長い周期になったとされています。

この周期が正確なので周期が来るたびにアメリカでは色々な研究をしているみたいです。

まとめ

実際のセミの寿命は栄養、湿度などで変わってくるという事がわかりました。

素数との関係は素数の周期で回って成長しているという事はあまり知られていないのではないかと思いました。

まだまだセミの謎はあるかもしれません。

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