蝉が鳴いているのは夏というイメージはありますよね。
では、蝉にとっての夏はいつからいつまでなのか、鳴いている時間帯を知っていますか?
蝉の種類によって異なっているようなので、それらを調べてみることにしました。
蝉が鳴く時期とは
多くの人は蝉が鳴くと言えば、夏という回答をすると思います。
確かにその通りなのですが、実際には6月頃から鳴く蝉もいれば、9月下旬になっても鳴いている蝉もいるのですよ。
蝉は寿命が短く、1週間しか生きられないという話はよく耳にするかもしれませんが、本当に1週間ということはありません。
平均すると1ヶ月くらいは成虫として生きているそうです。
違う種類の蝉が異なった時期に鳴くようになるため、全ての蝉が鳴いているという時期は少ないかもしれませんが、1年を通じて約4ヶ月も蝉の鳴き声が聞こえると考えると意外と長いという印象を受けるのではないでしょうか。
蝉は鳴く時間が決まっているのか
夏の間中鳴いているイメージの蝉ですが、実は1日の中でも鳴く時間帯が決まっているというのは知っていますか?
調べてみると納得できる結果ですが、言われなければ意識することもない話題ですよね。
よく聞く名前の種類で比較してみましょう。
「クマゼミ」は早朝~午前中の早い時間帯まで鳴いています。
「ヒグラシ」は早朝と、夕方に鳴きます。
日暮れに鳴くことからヒグラシという名前がついているようです。
「アブラゼミ」は早朝と午後~夕方にかけて鳴くのです。
「ツクツクボウシ」は割と長く、午前中から鳴きだし夕方まで鳴きます。
「ニイニイゼミ」という品種については、ほぼ1日中鳴いています。
しかし、この蝉も早朝~夕方という日が出ている時間帯にしか鳴きません。
蝉によって鳴いている時間帯に少しずつですが差があることがわかると思います。
しかし、どの種類でもなぜか夕方までしか鳴いていないようなのです。
研究している結果を調べてみると、蝉は夜には鳴かないそうなのです。
都心などでは夜でも蝉の鳴き声を聞くことがあるかもしれませんが、その理由は夜になっても気温が下がらないことにあるようです。
蝉が鳴く時間というのは気温が関係しているそうです。
まとめ
蝉が1日のいつごろ鳴いているのかという話題は調べるのが面白いテーマでした。
確かに熱帯夜の時には鳴いているかもしれないと納得できる結果を得ることができたからです。
一言で蝉といっても、その生態は品種ごとに異なっているので一番身近な蝉の品種について調べてみることで、蝉について興味を持てるかもしれないと思いました。