夏の始まりを知らせてくれる蝉ですが、最近では長い期間鳴いている気がします。
蝉の声が終わりを迎えるのはいつ頃になるのでしょうか?
蝉の時期はいつまでなのでしょうか?
梅雨明けから聞こえ出す蝉の声。
いよいよ暑い夏がやってくると実感させられます。
日本の夏の風物詩とも言われていますが、最近では夏を過ぎてからも耳にすることがあります。
では、蝉の時期はいつ頃終わるのでしょうか?
もちろん地域や、種類、気温によっても変わってきてしまいます。
そのため、9月を過ぎても鳴いているということがあります。
実際では、10月に入っても耳にしたり、11月中旬までツクツクボウシやアブラゼミが鳴いていた観測記録もあるくらいです。
蝉が発生する時期や種類について
では、どのような蝉がいつ頃まで生息しているか調べてみました。
発生時期は地域や気温、環境にも左右されてしまいますので、一概には言えませんが、いくつか紹介していきたいと思います。
まず、7月上旬頃から8月中旬ごろまでみられるのが全長32mm~38mmのニイニイゼミです。
7月の上旬になれば、アブラゼミや、ミンミンゼミ、クマゼミなどが発生します。
この種類の蝉は大型で、9月頃まで生息しています。
そして、7月の上旬ごろから比較的長い期間みられるのがツクツクボウシです。
ツクツクボウシは10月頃までと長い期間見ることができます。
少し意外だったのがヒグラシです。
ヒグラシは遅くに発生するセミだと思われがちですが、比較的はやく6月下旬から9月中旬くらいまで生息していることがわかりました。
色々な蝉を調べていくうちに春から鳴き始める蝉、ハルゼミという種類がいることもわかりました。
4月から6月にかけてみることのできる小型の蝉です。
別名マツゼミとも言われ、松の木を好むためマツゼミと言われているようです。
まとめ
蝉にもたくさんの種類があり一概には言えませんが、発生時期は7月頃が比較的多いように思います。
終わりを迎える時期は平均して9月から10月頃ということになります。
ですが近年では温暖化ということもあり、少しずつ蝉の発生時期などが変わってくるかもしれません。