セミといえば夏!ですよね。
セミにも、アブラゼミからミンミンゼミ、ヒグラシなどたくさんいて、声も見た目も様々です。
ところで、ツクツクボウシの鳴き声って時期的には夏の終わりに聴くことが多くはないでしょうか?
ツクツクボウシって見た目はどんなセミ?生態は?飼い方は?などツクツクボウシについてご紹介します!
ツクツクボウシの見た目と鳴き声
ツクツクボウシというのは、灰色っぽい見た目です。
ツクツクオーイス!という、アブラゼミなんかと比べたら澄んだ鳴き声なので、緑っぽい透明な見た目なのかな?と思っていましたが、どうやらそうではない様子。
緑っぽいのはヒグラシなどが相当します。
でもツクツクボウシも、羽化したばかりのときは、透き通るような薄緑でとってもきれいですよ。
ツクツクボウシは、羽に付いてる黒い点が2個です。
セミによって黒い点の数が違って、4個とかのセミもいますよ。
ツクツクボウシの時期は?
ツクツクボウシは、8月の終わりから、9月の中旬くらいです。
7月から存在はしているのですが、声が小さいので、8月の終わり頃からやっと目立ってくるという感じですね。
夏の終りと、秋の訪れを告げるセミなのですね。
ツクツクボウシが鳴く時間帯は、お昼過ぎから、日没くらいまでです。
ツクツクボウシはどこに生息する?
ツクツクボウシは、森林や、平地にも、場所によっては市街地でも見かけます。
薄暗い森により多く生息するセミで、ヒグラシもこの傾向があります。
八丈島はツクツクボウシの楽園といわれていて、ツクツクボウシが非常に多く、ツクツクボウシしかいません。
ツクツクボウシが夏中鳴いている、まさにツクツクボウシの楽園です。
ツクツクボウシは飼える?
ツクツクボウシは、飼うことはできるのでしょうか?
ツクツクボウシは、アブラゼミよりも警戒心が強く、素早いので捕まえるのが難しいセミなのです。
捕まえたとしても、ツクツクボウシに限らずですが、セミは短い命です。
エサも、温度管理も難しく、捕まえて飼ったらすぐにあの世行きになってしまったという人もいるようで、やはりセミ捕りしても、すぐに自然に返してあげるのがベストのようです。
まとめ
さて、いかがでしたか?
ツクツクボウシは、夏の終わりから秋にかけてのセミだということが分かりましたね。
お昼過ぎから日没くらいがツクツクボウシの声を聴ける時間帯です。
オーシーツクツクという、あの鳴き声を聴くなら、この時間帯に自然の多い場所に出かけるのがいいでしょう。