セミの鳴き声は夏の風物詩と言えます。

アブラゼミやミンミンゼミ、ツクツクボウシなんかもそう。

日本にはたくさんの種類のセミが生息していて、私たちの耳には様々な鳴き声が届きます。

「ジージージー……」「ミーンミンミンミン……」「ツクツクボウシツクツクボウシ……」

夏にはこんな具合に、たくさんのセミの鳴き声が、青い空の下、焼けつくような日差しがじりじりと肌を焼く、熱い空気を震わせます。

さて、例としてアブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシを挙げましたが、まだ他に有名なセミはいる筈です。

そう、たとえば、ヒグラシ。

ヒグラシがどんな鳴き方をするか、知っていますか?

そういえばピンとこない、という方のために、今回はヒグラシの鳴き声について紹介します。

セミのひぐらしの鳴き声って?

セミの代表的な例として、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシの三種類を挙げました。

ですがもう一種類、セミと言えばヒグラシがいます。

セミを語るのにヒグラシは欠かせないでしょう。

そんなヒグラシですが、どんな鳴き方をするのか。

答えを口で言うならば、「カナカナカナ」です。

オノマトペとは便利ですね。

セミの鳴き声は日本語の言語ではありませんが、言語外の音を日本語の音で表すことにより、相手に同じ音を連想させることができるオノマトペ。

セミの鳴き声の表現には欠かせないものですが、今回のメインはヒグラシ自体なのでオノマトペの詳細については後日。

話を戻しますが、ヒグラシの鳴き声といえば「カナカナカナ」と表されるような音です。

なんだか物悲しさを感じる鳴き声だという声が多く聞かれます。

スポンサードリンク

ひぐらしの鳴き声ってどういう音?

ヒグラシの鳴き声をオノマトペで表すのなら、「カナカナカナ」です。

そんなヒグラシの鳴き声ですが、ヒグラシの鳴き声を聞くと、なんだか物悲しさを感じるという意見が多く聞かれます、と前述しました。

実は、それもそのはず、ヒグラシは大昔から、一日の終わり、さらには夏の終わりの象徴として愛されてきたからです。

理由はそのままに、日が暮れてくる頃に鳴き始めるため(ヒグラシの名の由来とも言われます)、また他のセミたちが鳴かなくなる夏の終わりにも鳴いているからです。

これら夏の何かの終わりの象徴として愛されてきた背景もあってか、ヒグラシの鳴き声は物悲しい音だと日本人には認識されています。

まとめ

ヒグラシが鳴く音は「カナカナカナ」と表され、その哀愁ただよう鳴き声は古くから日本人に愛されてきました。

これからもきっと愛される鳴き声でい続けるのでしょうね。

スポンサードリンク