セミの生態というのは実はあまり知られていないのです。
日本は世界を見てもセミ大国で沢山の種類が豊富です。
なので、セミを標本にして沢山の種類を集めている方も沢山います。
が、成虫のセミを標本にするのはちょっと抵抗がある人は抜け殻を標本にしてみるのもいいです。
セミは沢山の種類がいる
セミはとても種類がおり、不完全変態で幼虫の姿と成虫の姿が変わる生き物です。
日本ではアブラゼミを筆頭にクマゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシなど沢山種類がいる分、不完全変態の幼虫も実は様々な形をしています。
種類によって違うのでその抜け殻をたくさん集めている人も多いようです。
セミの成虫の標本は抵抗がある人は
成虫のセミを標本にする場合、セミを乾燥させる必要があり、さらにその乾燥にはとっても時間がかかってしまったりします。
ちゃんと乾燥させないと虫が湧いてしまったりします。
それになかなか成虫を標本にするのが抵抗ある人は抜け殻を標本にすることをお勧めします。
ひと夏で色んな種類のセミを集めることが出来るのでお子様の自由研究にはうってつけです。
短期間で制作可能ですし、沢山の種類を集めることによって、セミの姿の違いがよくわかります。
セミの抜け殻の標本作り
セミの抜け殻の標本の作り方はいたって簡単です。
長期保存するのであれば標本箱はきちんとした方がいいかもしれませんが、普通の100円均一などで販売している木の箱などでも代用できます。
抜け殻は昆虫針を使う必要もないので、お子様の自由研究程度であればセミを両面テープなどで止めても大丈夫です。
ただ、とても壊れやすいので扱いには注意が必要です。
さらに拾ってきた時点で、手足などが折れてしまってる場合もあります。
セミの抜け殻は木だけではなく、植え込みなどにもあったりしますので、低い木も探してみてください。
地面に穴が開いているとセミが地面から這い出してきた場所なので、近辺の木や植え込みに抜け殻がある確率は高いです。
まとめ
セミの成虫の標本がちょっと抵抗ある人は抜け殻をお勧めします。
抜け殻だけでもとても違いがあり、集めるだけでも楽しいです。