クマゼミとミンミンゼミは姿が似ていると言われています。
しかし、良くみると大きさや形、模様など1種類1種類必ず違いはあります。
初めての人だとこのセミは何の種類なんだろうと思う人も居るかもしれませんね!
そんな方のために今回は、クマゼミとミンミンゼミの違いについてご紹介します!
クマゼミとミンミンゼミは似てる?!違いは?
クマゼミ、ミンミンゼミともにカメムシ目セミ科に分類される昆虫の一種です。
ミンミンゼミは、全国的に生息し良く見かけるアブラゼミに比べたら圧倒的に数が少ないので見つけるのは難しいかもしれません。
北海道、本州、四国、九州などの低山、平地などに生息し、7月から10月上旬に観察することができます。
本州では温かい地域よりも気温が低い地域で多く観察できるというデータがあり、沖縄や南西諸島には生息していないので、暑さは苦手な種類なのかもしれませんね!
ミンミンゼミは体の色が黒く緑の模様があります。
背中の中央は白く翅は褐色翅脈に半透明なのが特徴です。
体の大きさは55mmほどでほとんどのセミが楕円型をしているのに対し、ミンミンゼミは丸みを帯びています。
腹部に緑の模様があり、複眼は黒色しています。
抜け殻の触角に生える毛が少なく、節の長さは同じようです。
一番の特徴は、やはり体の色で黒地に緑の模様が貴族の様に見えるそうです。
クマゼミは、温かい地域を好み南西諸島、九州、四国、中国、近畿、北陸、東海などの平地や低山地である都市部の公園や街路樹などに生息しているようです。
近年では、地球温暖化などの影響によっていままで生息していなかった地域でも観察できるようになっているようです。
クマゼミは、体の大きさが60mm~70mmとミンミンゼミよりも大きく、日本にいるセミの中でも一番大きいのではないかと言われています。
クマゼミは、ミンミンゼミに比べると頭部の幅が広く、翅は透明で翅脈は緑色、体は黒く大きい体で力強く飛ぶのでとてもかっこいいセミです。
7月~9月上旬頃に見ることができ、一番気温が上がる季節に多く観察することができます。
まとめ
今回は、クマゼミとミンミンゼミの違いについてご紹介しました。
クマゼミとミンミンゼミでは、まず大きさから違うようです。
クマゼミは60mm~70mmと大型の昆虫に分類され、日本でも大きい方に分けられるそうです。
どちらも黒をメインとした体を持っていますが、ミンミンゼミは黒色に緑の貴族のような模様を持っているようです。
セミによっても生息地や姿、形にも違いがあるのでどこかで見かけたら何の種類なのか観察してみるのもいいかもしれませんね!