多くの昆虫を飼育する場合、どの姿から飼育するでしょう?

卵からの場合もあれば、幼虫や蛹の場合もありますよね。

子供が飼育する目的は、卵などから成虫にするためというのが多いと思います。

セミの場合もそうだと思います。

では、成虫になったらどのように飼育すれば良いのか知っていますか?

今回は、それを調べてみます。

セミ 成虫 飼育 難しい

セミの成虫を飼育するには

昆虫を飼育するために必要なものといえば何を思い浮かべるでしょうか。

虫かごや土、エサなど様々だと思いますが、セミの場合はどうすればよいのか知っていますか?

昆虫を飼育するときにはできるだけ自然の中と同じ状況を考えてあげることも大切ですが、セミにとっての過ごしやすい環境とはどのようなものなのでしょう。

ここでは、セミのエサについて調べてみました。

セミの主食になっているものは樹液です。

しかし、飼育下で樹液をあげられるようにはできないと思います。

切ってきた枝などではもちろんダメなのですよ。

セミの種類にもよりますが、成虫になって一か月生きていることもあります。

その期間、樹液を与えなければいけません。

この時点で、セミが成虫になったら飼育することは難しいことを感じると思います。

市販の代用品などはあるのかと思う人はいませんか?

よく飼育される昆虫には昆虫ゼリーのようにエサが売っているものもありますよね。

しかし、セミは樹液以外をほとんど口にしないそうなので与えても食べてはくれないと思います。

セミは樹液を吸うために、細長い口先を木にさして食事をとります。

この状況を飼育時に維持しようとしても庭の木に放し飼い状態になってしまいそうですね。

もしセミを飼育することができたとしても、セミが子孫を残すために異性と出会う可能性をなくしてしまうことにもなります。

成虫としての短い期間で必死で求愛をすることを優先させてあげたほうが良いと思いませんか?

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まとめ

セミが成虫になったら飼育することよりも、自然の中に放してあげることを考えるべきだと思います。

昆虫などを飼育することにより学べることも多いですが、命を大切にすることも学ぶべきことだと子供に伝えられるとよいですね。

どうしても飼育したい場合は、近くの木に生息しているセミを見守ることで良いのではないでしょうか。

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