セミの一生は、土の中で7年過ごして、セミとして活動するのは1週間だけ、という話を聞いたことはありませんか?
本当にセミの幼虫は、7年間も土の中で過ごしているのでしょうか?
ここではミンミンゼミの幼虫の期間についてご紹介します。
ミンミンゼミの幼虫の期間は?
セミの幼虫は1~5年土の中で過ごすようです。
種類別では、ツクツクボウシが1~2年、アブラゼミとミンミンゼミが2~4年、クマゼミが2~5年、ニイニイゼミが4~5年となるようです。
7年とまではいきませんでしたが、それでもかなり長い期間を土の中で過ごすようですね。
ミンミンゼミの同じ種類の中でも2~4年と幼虫の期間に差がありますよね。
幼虫の期間は周りの気温や栄養状態で決まるようです。
栄養状態などの環境が良ければ早く成虫になり、悪い環境だと幼虫の期間が長くなるようです。
セミの幼虫は木の根から樹液を吸って成長します。
木の根の樹液は、木の幹の樹液と比べても栄養分が薄いようで、これもセミの幼虫期間が長い原因の一つにもなるようです。
ミンミンゼミの成虫の期間は?
セミの成虫の期間は1週間ほどと言われていますが、ミンミンゼミの成虫は2~3週間ほど生きるようです。
だいたいのセミの種類で1週間から1カ月ほど成虫の期間があるようです。
なぜセミの成虫期間が1週間ほどと言われていたのかというと、セミは捕まえて飼育しても、餌を食べることができないので飼育が困難なことが大きな原因のようです。
セミは成虫になると、木の樹液を餌にしています。
捕まえて飼育しようとしても、餌を与えることができずに、すぐに亡くなってしまうので、このように言われるようになったようです。
まとめ
いかがでしたか?
ここではミンミンゼミの幼虫の期間についてご紹介しました。
ミンミンゼミの幼虫の期間は、2~4年となり、栄養状態などの環境がいい場所では早く成虫へと成長し、環境が悪いと遅くなるようです。
頑張って成虫へと羽化したセミは、飼育が難しいようなので、捕獲しても早めに放してあげるようにしてくださいね。