蝉と蟬の漢字について意味と由来はあるのでしょうか。
セミについての言い伝えとは何だろう。
この二点について調べました。
蝉と蟬の漢字の意味
昆虫のセミはカタカナで書くこと、見ることが多いですが、漢字で書くと蝉と蟬と言う2つの漢字がでてきますがこの2つの漢字の意味の違いはなんでしょう。
「單」タンと読みますがこの字はぶるぶると震えると言う意味でセミの羽が震えている様子から虫と單で蟬の字が使われています。
そして「蝉」センやゼンと読みますがクマゼミが鳴く声がシャンシャンと聞こえていたのがいつの間にかセンセンに聞こえたと言う由来になっているそうです。
あまり知られていませんが「蜩」ヒグラシと読みますがセミのヒグラシから付けられセミと読まれるそうです。
蝉についての言い伝え
最初にスピリチュアルの意味をご存しでしょうかスピリチュアルは「精神的な」「霊的な」「精霊」と言った意味があります。
フランスではセミは幸運を呼ぶシンボルとされています。
フランスではセミの事を「シガル」呼び「忍耐強い」「太陽の申し子」と言われています。
セミは南部にしかいないのでパリの人達からセミを見ると楽しいバカンスをイメージするようです。
ヨーロッパは日照時間が短い国が多いので貴重な太陽光を浴びに夏になると地中海地方にバカンスを楽しみに行く人が多いのでセミが良い意味で捉えられています。
南フランスではセミが沢山鳴くとその年は良い年になると言われるそうです。
セミはヨーロッパでは南仏プロヴァンスにしか生息しないため貴重で強い生命力と希少性から復活、不老不死そして幸運を運ぶ神秘的な物で永遠に続く幸運のシンボルとして飾られています。
中国でもセミは大事にされています。
セミの意味は戦いと言う意味があります。
セミの鳴き声のミーンミーンと言う鳴き声が軍隊の行進と重なって聞こえたのが戦いとなったのかも知れません。
中国の一部の地域では遺体の中に再生と言う意味を込めてセミの彫刻を入れるそうです。
セミは縁起の良い意味として扱われています。
まとめ
セミと言う漢字が3つあることに気が付きそれぞれ違った意味を持つと言う事を知りました。
日本ではセミは夏の昆虫の代表ですが、騒がしい鳴き声で良いものでは無いですが、他の国では幸運として扱われているという事が分かりました。
これからはセミの言い伝えを思い出せばセミに対する見方も変わるかもしれません。