日本の夏といえば、あのセミの声。

暑苦しくもあり、夏を実感させてくれる夏の風物詩でもありますね。

あの、大きな声で鳴いたり、いきなり向かってきたりするように飛んでくるセミが苦手な人も多いのではないでしょうか。

セミがいない国というのはあるのでしょうか?

今回はセミの分布について調べてみました。

セミ いない 国

セミの種類

セミは、日本では全土生息しています。

日本での種類は35種類ほどで、西日本と東日本、低地と山地、都市部と森林部で生息するセミの種類が異なります。

また、南西諸島や小笠原諸島にはそれぞれ固有種が生息していて、日本本土のものと似ていても集まる木や鳴き声が異なります。

世界には3000種類ものセミがいるそうです。

130mmくらいの巨大なものから、20mm程度のものまでいます。

アメリカだけでも175種類いると言われ、ギリシャ、南フランス等、地中海沿岸地域には多く生息していますが、イギリスにはただ1種のみです。

鳴き声が地味な上、木の上の方にいてあまり人目につかないので、いないと思われているようです。

亜熱帯の森林中心にたくさんの種類のセミがいます。

セミのいない国

前述でも述べた通り、イギリスなどあまり目立たない種類しか存在していない国ではセミがいないと認識されている国もあるようです。

セミは北緯50度までが生息可能といわれており、極点や寒冷地帯には存在しないと言われています。

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素数セミ

余談ではありますが、アメリカ地方に13年、あるいは17年に一度大発生をするセミがいることをご存知ですか?

この種類は何種類か存在するのですが、かならず13年、17年に一度しか成虫として姿を表さないそうです。

これは、より子孫を確実に反映させるためと考えられており、他のセミが、成長の早い順から地上に現れるのに対し、しっかりと年数を数えて決められた年にだけ発生する、しかもそれが素数であることから、大変興味深く不思議なセミとして有名です。

これらのセミが発生する年には、人の声が聞きづらくなるほどのセミの声だということです。

まとめ

世界的に見ても多くの国で生息していることがわかりました。

セミが苦手だという人も、なかなかセミが全くいない地域に住むというのは難しそうですね。

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