日本全国に多くみられるセミですが、日本にはどんな種類のセミがいるのでしょうか?
またどのように分布しているのでしょうか?
セミの種類と分布
あまり知られていませんが、日本には30種類ほどのセミがいるそうです。
その中でも代表的なセミについてご紹介したいと思います。
ニイニイゼミ
日本本土から沖縄本島にかけて分布している。
6月から9月にかけて発生する小型のセミ
全長32mm~40mm
ヒグラシ
日本全土に分布
7月から9月にかけて発生する中型のセミ
全長38mm~43mm
アブラゼミ
北海道から九州に分布
7月から10月に発生する大型のセミ
全長56mm~60mm
エゾゼミ
北海道から九州に分布
7月から9月に発生する大型のセミ
全長59mm~66mm
クマゼミ
関東 四国 九州 南西諸島
7月から9月に発生する大型のセミ
全長60mm~65mm
ミンミンゼミ
北海道から九州まで分布
7月から10月に発生する大型のセミ
全長56mm~63mm
ツクツクボウシ
北海道からトカラ列島以北の南西諸島に分布
7月から11月に発生する中型のセミ
全長43mm~46mm
日本に生息する珍しいセミ
日本に生息するセミの中でも珍しいとされるセミをご紹介していきたいとおもいます。
クロイワゼミ
沖縄本島に分布
5月から7月中旬に発生する小型のセミ
全長25mm~30mm
クロイワゼミは小型ですが、全身が鮮やかな緑色でとても美しいのが特徴です。
オガサワラゼミ
小笠原諸島に分布
5月から12月にかけて発生する中型のセミ
全長26mm~39mm
オガサワラゼミの特徴は、小笠原諸島に限って分布し日本の天然記念物にも指定されています。
イワサキクサゼミ
沖縄本島以南
3月から7月に発生する小型のセミ
全長16mm~25mm
イワサキクサゼミは日本で最小のセミと言われています。
まとめ
セミは日本だけでも30種類以上生息しています。
海外のセミの種類を合わせれば何千種類ものセミが生息していることになるのです。
調べていくと、まだまだその生態が解明されていないようです。
これからもっと数多くの発見があるかもしれません。