2011年の東日本大震災以降、蝉が鳴かない!!という話をよく聞きます。

特に震災があった年は、非常によくこの話を耳にしましたし、インターネットなどを見ても、このような記事がとても多かったことを覚えています。

蝉 鳴かない 地震

異常気象!?地震の前触れ!?

とても大きな傷跡を残し、日本のみならず全世界に衝撃を与えた東日本大震災。

1923年に起きた関東大震災や、1995年の阪神淡路大震災の時も、蝉の鳴き声が少なかった!スズメの数が減った!

などと言う話が多く、今回も大地震の前兆ではないかと色々な憶測が飛び交っていました。

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どうして鳴かないの!?

年々蝉の鳴き声が減少しているようです。

では、本当に地震や異常気象の前兆なのでしょうか!?

調べたところ、そのような根拠はないそうです。

東京の蝉が減少している理由としては、ここ数年、梅雨明けが平均よりも早く、梅雨明けと同時に蝉が鳴き始めるという感覚からすると、

「梅雨が明けたのに蝉が鳴かない!」

と思い、蝉が減少したと感じるようです。

ですが、実際鳴き始める時期を数年前から比較すると、大した差はないようです。

鳴き声だけでなく、都会では蝉の生息数も、ここ数年減少しています。

東京で例えると、主にアブラゼミが多く生息していますが、アブラゼミの天敵であるカラスの生息数が急激に増加し、アブラゼミが成虫になるよりも、捕食されてしまうことが多く、それが大きな原因のようです。

もちろんそれだけではなく、その年の気象など様々なことが影響しています。

まとめ

いかがでしたか?

蝉が鳴かない!

と言うのは、蝉自体の生息数の減少・早い梅雨明けでそのように感じてしまうようです。

大きな震災が続き、恐怖や不安が募っているときに、同じタイミングで蝉の鳴き声の減少…

人々の不安がこのような形になって現れたのだと思います。

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