梅雨も過ぎ、夏の甲子園の便りが届き始める頃、晴天の日は朝から元気良く鳴いている蝉ですが、種類によって鳴く時間も違うようです。
所によれば朝から夕方までひっきりなしに蝉の鳴き声を聞くことになります。
蝉は腹部から音を出しています。
発音膜を振動させて音をだし共鳴室で音を大きくしています。
その音を腹弁で音程調節をしているようです。
カラスもそうなのですが個体差があり、中には音程調節の下手な蝉もいるようですね。
雨の日に蝉の鳴き声を聞くことはあまりありません。
では、雨の日は何処にいて鳴くことはあるのでしょうか?
調べてみましょう。
雨の日は何処に?鳴くの?
良く知られていますように鳴くのはオスの蝉だけです。
元々メスは鳴きません。
普段はオスはメスに自分の存在を知らせ、子孫繁栄の為に鳴いていますが、羽が濡れてしまうとセミは飛べませんし、鳴くことも出来ません。
勿論メスも飛ばず来ないので鳴く必要が無いのでしょう。
目的を果たせない蝉は木の凹みや葉っぱの裏で身を潜めているようです。
また、蝉は本能で雨が降る前から降る事を察知します。
激しく鳴いていた蝉がピタッと鳴き止んだら雨が降ると考えていいでしょう。
急に蝉が鳴くのを止めたら洗濯物を取り込めば、濡らしてしまうこともありません。
蝉を気にかけていればにわか雨を避けることも出来ます。
因みに例外もいるかもしれませんが、蝉は雨の日や夜には鳴かないとされています。
夜に蝉が鳴くことがあるのは夜でも温度が下がらない事や、人の生活が夜型に変化していて電気を点けていたり、街灯で明るいからです。
このような状況は良い環境だとは言えません。
まとめ
以上のように雨の日の蝉の行動を調べて見た結果、雨の日は蝉は鳴かない。
蝉の鳴き声を気に掛けると天気予報にもなり雨具の準備も出来、雨に濡れて寒い思いをすることも無くなるでしょう。。