子供のころに蝶などを飼育して羽化させた経験はありませんか?

あまり聞くことはないかもしれませんが、セミを羽化させるにはどうやって飼育すれば良いのか知っていますか?

セミが羽化する瞬間に立ち会えるのかを考えてみます。

セミ 羽化 飼育

セミが羽化するには

セミが羽化する瞬間を見てみたいという人はいると思います。

羽化の瞬間を見るためには、幼虫から飼育する必要がありますよね。

しかし、セミの幼虫を捕まえようとしても地中にいるため難しいと思います。

羽化の瞬間を見るだけならば、地中から出てきている幼虫を探すことが良いと思います。

出てきた幼虫は多くの場合、すぐに羽化する場所を探し始めます。

そして天敵に襲われないように夜から朝にかけて羽化するからです。

セミは大変ストレスを感じやすい昆虫といわれています。

もしも幼虫を捕まえたとしても自宅へ連れ帰った時には体力を消耗し、すぐに亡くなってしまう可能性も高いのです。

それでもどうしても捕まえたいという人は、時間帯や場所を考える必要があります。

木の根っこから栄養を取っているので、幼虫が作った穴を見つけたら枝をさしてみます。

上手くいけば枝についてくるそうです。

暗いところから急に明るい環境に変化するため、人が触ることはオススメしません。

もちろん、天敵に襲われないように夜行性だということも覚えておくことが必要です。

幼虫を探すには、夕方から日没までの時間帯がもっとも適しているのだそうです。

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セミの羽化に立ち会うには

幼虫での飼育をしなくてもセミが羽化するのを観察できる可能性はあります。

夕方ごろに地中から地上へ移動した幼虫は、そのまま草や木などへ登り羽化の準備を始めます。

その時には、木の根っこに幼虫が出てきた穴が残されていますので、その穴を見つけることが大切です。

穴の近くの木に登っている姿を見つけることができたら羽化が始まる合図ですよ。

羽化が始まるまでは暗い場所のほうが良いそうですが、一度始まってしまえば写真を撮る時のフラッシュも大丈夫らしいです。

観察しやすい場所へ移動させるのであれば、背中のあたりが白くなる前にしましょう。

セミの負担にならないよう、羽化の最中に触ることはしてはいけません。

難しいと言われるセミの幼虫の飼育をするよりも、この方法のほうが羽化に立ち会えそうですよね。

まとめ

セミの羽化というのは、蛹の状態がないので地中から出てきてすぐに始まってしまうのだということがわかりました。

幼虫が成虫になるという過程は興味が湧きますが、人からのストレスを受けないように見守ることが大切ということを実感することができました。

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