セミを捕まえてカゴに入れその様子を見ていると、鳴き声をあげるときもあればじっとしているときもあります。

ところが、セミを飼育しようと用意していたのに、数日経ったら命を落としていたなんてこともよくありますよね。

それには食事が大きく関係しているようです。

そこで、セミの成虫の餌と成虫の飼い方があるのかについて調べました。

セミ 成虫 食事 餌 飼い方

セミの成虫の食事に適している餌は?セミの成虫の飼い方はあるの?

セミの成虫は、樹液などを口の先についている針などで吸っていることはよく知られていますよね。

セミの成虫が1週間ほどで命を落とすとよく聞きますが、あれは、人の手によって飼われたセミが、お腹いっぱいに食事が摂れずに命を落とすことから出た話でもあるようです。

自然界の中でしっかり栄養を摂れていればもっと長生きできるようです。

セミの成虫を飼育するにはこの餌がとても重要です。

飼育する際の餌は、根を張ったちゃんと生きている木でないと、お腹いっぱいに樹液を吸うことはできません。

単に木を切り取ってカゴに挿して上げても、セミが栄養としている栄養分を持っていない木であれば、とてもその木では飼育はできないようです。

そもそもセミの餌となっている樹液には、糖分をたっぷりと含んでいる師管と呼ばれる樹液です。

もし餌として木を用意するとしたら、葉っぱに十分な日光を当ててて、光合成ができる状態にしないとだめなようです。

さらに、セミを飼育するとなるとカゴが中心になると思いますが、同じ場所に閉じ込められているセミは、直射日光を当てられてしまうと、日射病になってしまいダウンすることもあるようです。

一番いい方法は、家の庭にある木に大きくネットをかぶせて、その中でセミを飼育するという方法がいいようです。

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まとめ

セミの成虫の飼育は本当に難しいようですね。

もし可能ならば、成虫よりも幼虫から育てるという方法が現実的なようです。

セミのオスは、メスに求愛するために鳴くと言われます。

子孫を残すことが使命ですから、もし、カゴの中で一生を終えるようになるのも悲しすぎますよね。

成虫は、捕まえて眺めたら、また自然に戻してあげると次の世代につながっていきますね。

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