セミの抜け殻は誰もが見かけたことがあるでしょう。

しかし、抜け殻をじっくり観察してみるとセミの羽化や構造を知る手掛かりになります。

せっかく見つけた抜け殻で剥製や標本を作ってみませんか?

意外にも作り方は簡単ですので、子供の夏休みの自由研究などに活用してみましょう。

セミ 抜け殻 剥製 標本 作り方

抜け殻は見つけやすい

セミを捕まえようとするのは、すぐに逃げてしまったり高い位置に居たりすることでなかなか難しい面もありますが、抜け殻はあればすぐに手に取りやすいので集めてみるのはいかがでしょう。

セミの鳴いている森や木があるところで散策をすれば、短時間で見つけることは可能です。

子供同士で時間を設定して、セミの抜け殻集めをゲーム感覚で行うことも出来ます。

壊れやすさがある抜け殻

せっかく、抜け殻を見つけても強く握ったり押したりすれば壊れやすいので、扱いは丁寧にそっと持つようにしましょう。

多少の水で濡らすとふやけて来るので壊れにくく出来ます。

土で汚れているものは、そっと汚れを払っておきましょう。

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標本の作り方

標本にするために、オスとメスの区別をしましょう。

また、出来る範囲でセミの種類も調べてみると後々、複数の抜け殻を比べる時に分かりやすくなります。

採集年月日、場所、種類、オスとメスの区別を記載して、抜け殻をなるべく同じ方向にピンで留めつけて行きます。

この時、まっすぐピンを刺すようにすると、抜け殻がずれにくくきれいになります。

昔は、標本にするために注射器がセットになっている商品も見られましたが、現在ではその必要はないと判明しています。

まとめ

このようにしてセミの抜け殻を見つけてオリジナルの標本を気軽に作ることが出来ます。

子供の自由研究でも、抜け殻なら短時間で収集しやすいメリッともあるので挑戦してみませんか。

抜け殻を標本にすることで、セミの生態や種類による大きさや形の違いなどに関心が湧いてくるようになるでしょう。

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